(台北中央社)蕭美琴(しょうびきん)副総統は29日、国民民主党青年局の訪問団と総統府で面会した。立法委員(国会議員)在任時に日本の若手議員との交流に力を入れていたことを紹介し、日本の次世代の国会議員が党派を問わずに台湾と交流し、感情の結び付きを深化させていることを喜ばしく思うと述べた。
総統府によれば、訪問団団長を務める青年局長の浅野哲衆院議員をはじめとする青年局一行6人が蕭副総統と面会した。訪問団は29日から31日までの日程で台湾に滞在している。
蕭副総統は、台日間には歴史や文化において特殊な結び付きがあると指摘。現在も民主主義や自由の制度を共有している他、地域における地政学的な挑戦や国内の高齢化、少子化、科学技術の発展と経済の繁栄の推進継続といった課題に共に対応しているとし、双方が今後も共に関心を寄せる課題について協力、交流を続け、関係を深化させていけるよう期待を寄せた。
蕭副総統は神戸生まれ。立法委員を通算4期、計14年務めた経歴を持つ。