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台湾あれこれ/台北市の病院企画の防災リュック 院長「防災のパワー広げたい」

2025/12/22 10:10
台北栄民総医院の陳威明院長は21日、同院が企画した防災リュックを発表した。各企業に引き取って寄付するよう呼びかけ、防災の輪を広げていきたい考えを示した。(写真=中央社記者撮影)
台北栄民総医院の陳威明院長は21日、同院が企画した防災リュックを発表した。各企業に引き取って寄付するよう呼びかけ、防災の輪を広げていきたい考えを示した。(写真=中央社記者撮影)

台北栄民総医院の陳威明院長は21日、同院が企画した防災リュックを発表した。各企業に引き取って寄付するよう呼びかけ、防災のパワーを広げていきたい考えを示した。

同院ではこの日、中華民国公立医院協会によるシンポジウムが開かれた。陳院長は同協会の理事長を務める。

陳院長は昨年、近畿大を訪問した際、防災バッグを贈られたことなどを紹介。政府が新版全民国防ハンドブック「台湾全民安全ガイド」 の配布を始めたことにも触れ、防災の重要性を強く意識するようになったと語った。防災リュックの中身には、電池やモバイルバッテリー、給水袋、手回し充電ラジオなどが含まれる。

陳院長は、大規模災害の頻発、地政学的リスクの高まり、極端な気候による被害の増加などを背景に、医療体制はこれまでにない挑戦に直面していると言及。公立病院による医療の強靭(きょうじん)なネットワークの構築が解決策になり得ると話した。

(陳婕翎/編集:楊千慧)

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防災リュックの中身には、電池やモバイルバッテリー、給水袋、手回し式ラジオなどが含まれる。(写真=中央社記者撮影)
防災リュックの中身には、電池やモバイルバッテリー、給水袋、手回し式ラジオなどが含まれる。(写真=中央社記者撮影)
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