国民民主党青年局のメンバーが訪台 蕭副総統と面会を予定＝外交部／台湾

（台北中央社）外交部（外務省）は29日、国民民主党青年局のメンバー9人による訪問団が29日から31日まで台湾を訪れると発表した。滞在中には蕭美琴（しょうびきん）副総統と面会する予定だとしている。

外交部は29日午前、報道資料を通じ、訪問団は青年局長の浅野哲衆院議員が団長を務めると説明。訪台交流を心から歓迎すると表明した。

訪問団は蕭副総統の他、韓国瑜（かんこくゆ）立法院長（国会議長）、総統諮問機関、国家安全会議の呉釗燮（ごしょうしょう）秘書長、林佳竜（りんかりゅう）外交部長（外相）、黄彦男（こうげんなん）数位発展部長（デジタル発展相）、台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全（そかぜん）会長と面会する。また北部・新竹市の新竹サイエンスパーク（新竹科学園区）を視察し、台湾の政治や経済の現状と産業発展の状況を理解する予定だとした。

外交部は、日本の与野党との既存の良好かつ緊密な基礎の上で、各分野での実質的な協力関係を引き続き深めたいとした。

メンバーの日野紗里亜衆院議員はX（旧ツイッター）を更新し、「少子化や共働きなど、日本と共通する課題を抱える台湾の子育て事情について現地の取り組みを学んでまいります」とつづった。また深作ヘスス衆院議員もXに、「日台関係の深化、台湾のIT産業、現地大学生との交流や周辺諸国との外交関係など幅広いテーマで視察してまいります」と投稿した。