(台北中央社)台湾を訪れた自民党青年局の訪問団が2日、台北市の与党・民進党本部を訪問し、党青年局長らと会談した。出席した党秘書長の林右昌氏は3日、報道資料を通じて台日与党の青年局による交流は初めてだと言及。双方が今後、より頻繁な相互訪問と交流の仕組みを築ければと期待を寄せた。
林氏は、昨年12月、民進党主席(党首)を兼務する頼清徳(らいせいとく)総統の代わりに自民党本部を訪れ、中曽根康隆青年局長らと交流し、大きな成果を得たと説明。帰国後、頼氏の支持の下、党青年局が正式に発足したと紹介し、両党青年局による初の正式な面会に立ち会えることに喜びを示した。
民進党青年局は4月に新設され、初代局長には陳冠廷立法委員(国会議員)が選ばれた。陳氏は会談で自民党青年局の経験を学びたいと述べた他、より緊密で常態化や仕組み化された対等の交流関係の構築を望む考えを示した。中曽根氏は青年局を通じて交流を進め、互いの政策や議題の意見交換に役立てばと語った。