(台北中央社)10日に発生した墜落事故を受けて運用を一時停止していたミラージュ2000戦闘機について、空軍は23日、特別検査が終了し、天候によっては同日から運用を再開すると発表した。
墜落事故は10日、夜間訓練中に発生した。空軍は事故を受け11日までに、同型機の運用を停止して検査を行うと発表していた。
空軍司令部は、同型機の全面的な検査が完了したほか、パイロットや技術系隊員を対象に座学やフライトシミュレーターを使用した研修を実施したと説明。各種装備の性能に問題がなく、パイロットらの関連能力が基準に達しているため、運用再開に向けた作業を進めるとした。
事故機のパイロットは脱出し、その後救出された。搬送先で検査などを受け、すでに退院している。