東部・台東県東河郷で20日夜、60代の男性が散歩中にヘビにかまれ、病院で治療を受けた。ヘビの生態に詳しい専門家は、台湾の海抜が低い場所にいるヘビは冬眠しないとし、夜間の外出時には注意するよう呼びかけている。
男性の妻によると、夕食後の散歩中、男性が誤って蛇を踏み、左足をかまれたという。
専門家は、海抜の低い場所ではヘビは寒くなっても活動がにぶくなるだけだと指摘。ここ数日の台東は暑かったため、ヘビが活発になったとの見方を示した。
台東県政府消防局の林建誠秘書は、ヘビにかまれて病院に搬送されたケースは今年9月以降7件起きたと説明。台東は毒ヘビが多いとし、かまれた場合は、医師が適切な血清を投与できるよう、冷静にどのヘビか確かめるよう求めた。