(桃園空港中央社)野球の国際大会「プレミア12」で1次ラウンドを通過した台湾代表は19日、2次ラウンドが行われる東京に向け、桃園国際空港(桃園市)を出発した。出発前には空港で記者会見が行われ、キャプテンの陳傑憲(統一ライオンズ)は「精一杯努力して、100%の力で台湾のために好成績を勝ち取る」と気合を入れた。
1次ラウンドをB組で戦った台湾代表。4勝1敗のB組2位で、21日から東京で開かれる2次ラウンドへの進出を決めた。
この日午前、桃園空港第2ターミナル出発ロビーで開かれた記者会見には交通部観光署(観光庁)のマスコット、オーベア(喔熊、オーション)も駆け付け、選手らにエールを送った。
空港で台湾代表を見送った台湾プロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)の蔡其昌会長は台湾の野球ファンに対し、「東京に行く人は東京(ドーム)を台湾の本拠地のようにして声を出し、東京に行かない人はテレビの前で台湾のヒーローに声援を送ってほしい」と呼びかけた。
台湾代表はチャイナエアライン(中華航空)のチャーター機で東京(成田)に向かった。同社によれば、東京支店も成田国際空港で台湾代表を盛大に歓迎するという。
台湾は21日にベネズエラ、22日に米国、23日に日本と対戦する。