(台北中央社)実戦を想定した訓練を強化するため、陸軍第6軍団指揮部歩兵第109旅は18日、北部・新北市林口の中福ビーチで野戦射撃訓練を実施した。このビーチは上陸が容易な「レッドビーチ」の一つとされている。また、義務役の期間が今年元日に1年間に延長されて以降最初に召集された第1期の義務兵が初めて野戦射撃訓練に参加した。
訓練では91式小銃やT75K3拳銃を使用。ビーチでの作戦環境に慣れさせることなどを目的に、実弾射撃訓練を行った。初参加した義務兵は九つの穴が空いたボードを使い、膝立ちやうつぶせなどの異なる姿勢で50メートル先の標的を射撃する訓練に臨んだ。
国軍は潜在的な脅威への対応を強化するため、「レッドビーチ」とされる台湾各地のビーチで頻繁に訓練を実施している。