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自民党青年局の訪問団、蔡総統や頼次期総統と面会 頼氏、協力強化に期待/台湾

2024/04/30 16:44
自民党青年局の鈴木貴子局長(左)と握手する頼清徳副総統。右は次期副総統の蕭美琴氏
自民党青年局の鈴木貴子局長(左)と握手する頼清徳副総統。右は次期副総統の蕭美琴氏

(台北中央社)訪台中の自民党青年局の訪問団は30日、蔡英文(さいえいぶん)総統と頼清徳(らいせいとく)副総統に台北市の総統府でそれぞれ面会した。来月20日に総統就任を控えた頼氏は、総統就任後には日本と各方面での協力を強化し、双方の市民感情を深めていければと期待を寄せた。

頼氏との面会には、次期副総統の蕭美琴(しょうびきん)氏も同席した。頼氏は、台日両国は民主主義や自由、人権といった価値観を共有しているとした上で、地域での覇権の台頭により地域の平和や安定が脅かされている中で、グローバル化やデジタル化にも面していると言及。日本との協力強化によって、双方の経済発展や地域の平和と安定を促進し、台湾と日本が共に繁栄する状況をつくり出したいと述べた。

蔡氏は、今月行われた日米首脳会談や先進7カ国(G7)外相会合などで、台湾海峡の平和が国際社会に与える重要性を日本をはじめとする各国が訴えたことに触れ、台湾も日本や世界中の民主主義陣営のパートナーと共に地域の平和や繁栄を守っていくと話した。

訪問団の団長を務める鈴木貴子青年局長は蔡氏との面会で、同党青年局は台日間の非常に安定した友好関係を今後も継承していくとした上で、日台関係をさらに高い段階に発展させられるよう努力すると蔡氏に約束した。

訪問団は29日から来月3日までの日程で訪台している。

(温貴香/編集:田中宏樹)

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自民党青年局の鈴木貴子局長(左から3人目)らと面会する蔡英文総統(右から3人目)
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