(台北中央社)来年1月に投開票される次期総統選の野党・民衆党の公認候補、柯文哲(かぶんてつ)前台北市長が来月4~8日、日本を訪問する。自民党の国会議員や日本の対台湾窓口機関トップと面会する他、国防や外交分野のシンクタンクなどを訪れる。
同党が24日、記者会見を開き明らかにした。周台竹秘書長は、日本とはテクノロジー分野で深い協力関係が結ばれているとし、安全保障面でも米国と台湾の重要なパートナーだと言及。その上で、日本は台湾にとってアジアで最も重要な仲間だと述べた。
柯氏の訪日の目的については、深く日本を知ること、日本に柯氏や民衆党について知ってもらうこと、台湾海峡情勢について日本側と意見を交わすことを挙げた。
自民党の衆院議員、古屋圭司氏や木原稔氏、日本台湾交流協会の大橋光夫会長らと面会する。立憲民主党の「日本・台湾議員懇談会」、外交問題を研究するシンクタンク「日本国際問題研究所」なども訪問する他、大学での講演も予定されているという。