アプリで読む
ダウンロード

陳高雄市長、佐渡市長と面会 友好都市交流協定の調印に期待/台湾

2023/05/23 18:07:18
歓談する陳其邁高雄市長(右)と渡辺竜五佐渡市長(高雄市行政・国際処提供)
歓談する陳其邁高雄市長(右)と渡辺竜五佐渡市長(高雄市行政・国際処提供)

(高雄中央社)南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長は22日、新潟県佐渡市の渡辺竜五市長と面会し、文化や観光面などについて意見を交わした。高雄市政府は、今後友好都市交流協定への調印が期待されるとした上で、引き続きさまざまな分野で交流を深める方針を示した。

佐渡出身の実業家、山本悌二郎が日本統治時代、高雄で台湾製糖橋頭工場の建設に関わった他、高雄港の築港を推進するなど、高雄の近代化に貢献したとされ、両市は深いつながりがある。

陳氏は今後佐渡の学校と姉妹提携を結び、若者の交流の機会を増やしたいと述べた。

渡辺氏は今回の訪台で食べた高雄産パイナップルの味を絶賛。佐渡の生徒たちに食べさせたいと話した他、高校生の高雄への訪問交流を推進する考えを示した。

高雄市によると、高雄市立美術館で作られた山本の銅像の除幕式が7月22日に佐渡の真野公園で行われるとし、両市が共同で歴史的な瞬間を見届ける予定だという。

(蔡孟妤/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。