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桃園市、10日の国慶日に国旗掲揚式開催 黒い猫の大軍も登場

2025/10/04 17:09
黒い猫の大軍「黒猫中隊」=桃園市政府民政局提供
黒い猫の大軍「黒猫中隊」=桃園市政府民政局提供

北部・桃園市政府は中華民国国慶日(国家の日)に当たる10日、市内の公園で国旗掲揚式を行う。親子連れの来場を狙おうと、会場には70匹の黒い猫の大軍「黒猫中隊」も姿を見せる。

黒猫中隊は中華民国(台湾)空軍の高空戦略偵察機部隊、空軍第35偵察中隊の通称。空軍桃園基地(現・桃園航空城)を拠点に、1960年代の冷戦期に中国領空での監視飛行などを行った。

桃園市政府は黒猫中隊が使っていた基地の跡地を「桃園航空城博物館」として整備。同中隊に敬意を示し、その歴史的意義と貢献を来場者に知ってもらおうと、館内の「05警戒区」と呼ばれるエリアに複数の黒い猫のフィギュアを設置した。

これらの猫のフィギュアは10日、国旗掲揚式の会場となる風禾公園に運ばれる。国旗掲揚式への参加は事前に申し込みが必要。同市政府によれば、2日の受付開始約30分で予約が1010名の定員に達したことから、3日にはさらに1210人分の追加枠を設けたという。

(葉臻/編集:荘麗玲)

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