アプリで読む
ダウンロード

てくてく歩くミミセンザンコウの姿を直撃 居合わせた人「かわいい」 台湾・台南市

2025/09/06 12:55
てくてくと歩くミミセンザンコウ=噍吧哖事件記念園区提供
てくてくと歩くミミセンザンコウ=噍吧哖事件記念園区提供

南部・台南市玉井区にある「タパニー事件メモリーパーク」(噍吧哖事件記念園区)で4日、絶滅の危機にひんしているミミセンザンコウが目撃された。玉井区では時々、ミミセンザンコウを目にするが、同パーク内で確認されるのは初めてで、「かわいい」と見た人たちは口をそろえた。

同事件は日本統治時代の1915(大正4)年に台南庁噍吧哖(タパニー、現・玉井区)で起きた大規模な抗日武装蜂起で別名「西来庵事件」。地名からタパニー事件とも言われる。

同メモリーパークの職員によれば、4日夜、一匹のミミセンザンコウが同パークと外につながる通路を歩いているのに、周辺を散歩していた入園者が気づき、その様子を撮影した。動画は後に同パークによってSNSで公開され、6日午後1時現在、閲覧数が1.9万回に達した。

この職員は、丸みを帯びた体をしているミミセンザンコウ、動きが遅いもののスムーズで「かわいいね」とみなから称賛を得た話も紹介。「多分、同パークを通っただけだろう」と推測した。

また、かわいいミミセンザンコウではあるが、希少種であることから、その生態系の保全に意識してほしいとも呼びかけた。

(張栄祥/編集:荘麗玲)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
12