東部・花蓮県吉安郷で特産品として知られるハヤトウリの葉の収穫が最盛期を迎えている。農業部(農業省)食糧署東部分署は、食物繊維やビタミンA、亜鉛、鉄などが豊富で、しゃきしゃきとした食感がおいしいとアピールしている。
同分署によると、ハヤトウリは通年収穫されるものの、4~5月が最盛期だという。吉安郷の栽培面積は166ヘクタールで、全国の約4割を占め、ニラやタロイモ、米と並んだ特産品として有名だ。早朝に収穫されたみずみずしいハヤトウリは、直ちに農会(農協)を通じて冷蔵車で台北の市場などに運ばれるとしている。