台北市内にある中国文化大学は25日、同校の体育館2階に煮込み料理「滷味」の自動販売機を導入したと報道資料で発表した。学生たちにいつでもおいしいものを食べられる選択肢を提供したいとしている。
同校によれば、提供されるのは氷砂糖を使った滷味で、干豆腐やゆば、アヒルの手羽先、アヒルの舌、鶏ハツ、鶏の足、コンブ、落花生など10種類以上あり、値段は台湾元40元~80元(約180~360円)。
同校による滷味の自販機導入は学生たちの間で大きな話題となり、交流サイト(SNS)では「運動後、滷味を食べられて超幸せ」「いつでも手に入るし、学校から出なくても済むし、本当に便利」など導入を歓迎するコメントが相次いだ。
同大は、滷味自販機の設置は学生たちにより多くのグルメの選択肢を提供するたけでなく、学校側が学生のニーズを把握し、それに応えることの表れでもあると強調。今後もパンや間食などの自販機を導入することで多様化された学生たちの食のニーズを満たす方針を示した。