(台中中央社)中部・台中市で4月1日から、2階建て観光バスが運行が本格的に始まる。台湾鉄路(台鉄)台中駅を起点に、市内の複数観光スポットを巡る。中国語、英語、日本語、韓国語の4言語での案内も行われる。
台中駅を出ると、台中公園や台中州庁、柳川水岸景観歩道、草悟道市民広場、台中国家歌劇院、秋紅谷景観生態公園を経由し、夜市で知られる逢甲商圏に至る。途中のバス停でも乗り降りが可能。3往復の運行で、毎週月曜を除く毎日、午後3時から同9時過ぎにかけて、台中駅と逢甲夜市をそれぞれ出発する。
座席は約40席で、2階部分は屋根が開くオープントップ式になっている。乗車券は片道200台湾元(約900円)で、インターネットと市内の複数ホテルで販売する。
市観光旅遊局が市内の旅行業者と提携して企画した。昨年12月から試験的に運行し、ルートや運行方式の検討を重ねたという。