(台北中央社)経済部(経済省)は28日、今年上半期(4~9月)の電気料金に関する審議会を開き、料金を据え置くと決めた。国際的な関税見直しや地政学的リスクが国際経済や物価の変動への懸念を引き起こす可能性を考慮したとしている。
台湾電力の累積赤字が深刻化していることから、値上げは避けられないと予想されていた。家庭用は1キロワット時当たり2.77台湾元(約13円)、産業用は同4.27元(約19円)のまま据え置く。
(曽智怡、劉千綾/編集:名切千絵)