(台北中央社)国防部(国防省)は26日、中国が計画しているとみられる抗日戦争勝利80周年を記念した軍事パレードについて、中華人民共和国は終戦後の1949年に成立しているとした上で、歴史的事実に基づいた言動をするよう呼びかけた。
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは先月28日、外交筋の話として、中国が軍事パレードを計画しており、ロシアのプーチン大統領が出席する見通しだと報じた。
国防部の関係者は、抗日戦争は37年、第2次世界大戦は39年に始まったと説明。歴史的事実だと強調した。また関連のイベントを多く主催した側に発言権があるわけではないとした上で、第2次世界大戦後の書類に調印したのは中華民国だと中国をけん制した。