(高雄中央社)台湾電力(台電)は8日、職員の技能を競う社内大会、通称「台電版オリンピック」を南部・高雄市の同社訓練施設で開催した。同社によれば英語教師から転職した職員や、野球の台湾代表として国際試合への出場経験がある職員など、多様なバックグラウンドを持つ職員が参加した。
大会は1969年から行われている同社の伝統行事。32の種目に台湾各地から1255人の職員が参加した。チームで修復作業を模擬的に行う競技では、11キロの装備を背負った参加者が高さ9メートルの電柱に登って作業を行った。
参加した職員の一人、何孟穎さんはこれまで英語教師やカフェ店員、コンビニ店員などの仕事を経験したが、台電の社員だった父の意見を聞いて自身も同社に入ることを決めたという。昨年の台風18号の際には復旧支援に駆けつけ、電柱に登っての作業を連日10時間以上こなした。体力との戦いだったが、電気が復旧した瞬間には大きな達成感があったと話した。
台電は自社の野球チームを持ち、昨年11月のプレミア12でキャプテンを務めた陳傑憲選手(現統一ライオンズ)も2013年から16年にかけて所属していた。この日の大会には過去に陳選手のチームメートだった職員や、18年のアジア競技大会に台湾代表として出場した職員も参加していた。