2024年も残りわずか。大みそかから来年1月1日にかけて各地で年越しイベントが行われるのを前に、各会場周辺ではコンビニ各社が臨戦態勢を整えている。台北市信義区や北部・新北市淡水区の漁人埠頭(フィッシャーマンズワーフ)などにはセブン-イレブン(統一超商)の移動販売車が出動し、増加する買い物需要に応える。
セブン-イレブンは、毎年各地で行われる20以上のイベントに加え、今年は新たに台北ドームでも年越しコンサートが開催される予定だとし、年越しで外出する人は例年以上になると見込む。イベント会場や景勝地、交通ターミナル周辺の店舗では在庫量を平日の5倍、人員を4倍以上に増やす計画だとした。
ファミリーマート(全家便利商店)も、花火ショーが行われる超高層ビル、台北101周辺などの店舗で、レジの増設や在庫の増備を終わらせた。携帯用かいろや飲料水、ホットドリンク、雨具などを重点的に陳列し、売り上げ増を目指すとしている。