中部・台中市政府は10日、同市29の行政区で「台中市民ピクニックデー」を一斉に開催した。緑に包まれる公園には多くの家族連れが集まり、楽しいひとときを過ごした。
同市内には900余りの大小さまざまな公園がある。人々が運動のためだけでなく、ピクニックのためにも公園を訪れ、幸せを感じてほしいとの願いを込めて、同市の盧秀燕(ろしゅうえん)市長が2022年に初めて開催した。
今年は3日に予定されていたが、天候不良により延期された。同市建設局の陳大田局長は、イベントはすでに市民の生活の一部になっていると指摘。昨年の盛り上がりを再現しようと、今年は29の行政区に規模を拡大して行ったと語った。
川沿いにある公園のイベントに参加した盧市長は、「カヌースポーツができる」などと同公園がある行政区の特色を紹介する上で、他の区の特色も楽しもうと、複数のエリアを行き来してイベントに参加する市民も見られると紹介した。