東部・花蓮県花蓮市内の海岸に台風21号の影響で大量の流木が流れ着き、独特な景観を生み出している。濃厚な木の香りが漂う現場には、様子を見たり写真を撮ったりしようとする人々が集まっている。
一方、農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署は2日、県を通じて告知するまでは流木を拾わないよう呼びかけた。同署の職員が価値がある流木や貴重な流木の確認作業を進めているとした。
台風21号は10月31日に台東県に上陸し、台湾を横断した。同署によればこの影響で、花蓮県内の海岸には1万3000トン近くの流木が流れ着いたという。