南部・台南市楠西区の景勝地、梅嶺風景区で梅の開花が始まっている。地元住民は、来年1月中旬に満開を迎えるだろうと話している。
楠西商圈発展協会の陳居峰常務幹事は28日、中央社の取材に応じ、寒気団の影響で気温が低下したため、梅嶺風景区の中腹では2分咲きに達していると説明。クリスマス前には梅にとって恵みの雨が降り、今季の梅はきれいに咲くとの見方を示した。
同市政府観光旅遊局は報道資料を通じ、同風景区では梅の花に加え、キダチベニノウゼンやセイナンボタンの時期も訪れていると紹介。「美人の湯」として知られる亀丹温泉と併せての訪問を呼びかけた。