離島・連江県(馬祖)の珠螺海岸で13日、ビーチクリーン活動が行われた。台湾電力(台電)が1994年から毎年、中秋節(中秋の名月)前に各地で行っている行事で、同海岸での活動は近隣の火力発電所が主催した。発電所職員や地域住民、公的機関の職員など合わせて150人が参加した。
参加した機関は台電の他、南竿郷公所(役場)、交通部観光署(観光庁)馬祖国家風景区管理処、海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)第11巡防区など。地域住民らと共に240キロの海洋ごみを集めた。
参加した住民の一人は、馬祖の海岸には地理的要因から、中国から流れ着いたごみがいつも堆積していると説明。台電を含めて多くの機関が同様の活動を企画しているとし、自身も時間があれば参加してふるさとの環境を守っていきたいと話した。