パリ五輪で女子ボクシング60キロ級に出場している呉詩儀の準々決勝進出が決まり、銅メダル以上が確定した1日、呉の家族が経営する台北市内の飲食店には多くの客が訪れた。
同店の入口脇には「祝・店長の娘、呉詩儀が五輪ボクシングで4強進出!」と書かれたポスターが張られた。昼時になると店内で食事をしようとする客で行列ができた他、デリバリーの注文を通知する音もひっきりなしに鳴り続けていた。
メディアの取材に応じた呉の家族は、昨日は家族そろってテレビの前で観戦し、審判員が呉の腕を挙げた瞬間はうれしさのあまり皆で抱き合ったと明かした。金メダルを手にできると信じているとし、大会が終わったら家に帰ってゆっくり休んでほしいと話した。