猫をハグする日に当たる30日、北部・新北市政府動物保護防疫処は正しい猫の抱き方を紹介するとともに、同市に位置する野良猫の保護施設「猴硐猫公所」で猫をなでなでしに来るよう呼びかけた。
同処は、猫の正しい抱っこの方法として、片方の手を猫のわきに入れて、胸を支えながら持ち上げ、もう片方の手で後ろ足とお尻を支えることだと説明。その上で、猫公所の周りには猫が好んで食べるとされるイヌハッカが植えられている他、キャットタワーや猫ハウスなども設置されていると言及。猫をなでに来ることを歓迎するとした。
猫公所で猫の里親になる人を対象に、数量限定で猫の餌や猫缶を贈るキャンペーンの実施も発表し期限は来月7日までとした。狂犬病ワクチンの無料接種も可能だという。
猴硐には多くの猫が住み着いており、「猫村」の愛称で知られている。同地の猫を保護するため同処は3年前に猫公所の準備処を設置し、建設を進めてきた。今年4月末には猫公所の看板除幕式が行われた。
猫をハグする日については諸説があり、5月30日の他に、6月4日だという説もある。