北部・台北市と新北市で来年5月17日、中高齢者を対象とする世界規模の国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ」(双北世界壮年運動会)が開幕する。大会マスコット「Strong」が9日、台北市庁舎でお披露目され、「壮宝」という中国語の愛称が決定したことも発表された。
蒋万安(しょうばんあん)台北市長と侯友宜(こうゆうぎ)新北市長が同日のPR記者会見で明らかにした。
壮宝は両市の名前にある「北」をイメージした形をしており、ピンクと青の2色を持つ。青は信頼、冷静さと団結を、ピンクは情熱とバイタのリティをそれぞれ意味する。また、「壮」の文字はStrongの意味と発音から来ており、「宝」には「大会の宝物」という意味が込められている。
同大会は国際マスターズゲームズ協会(IMGA)によって4年に1回開かれ、概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰でも参加できる。蒋市長によれば、現在、すでに1万人以上が参加を申し込んでいるという。