台湾を構成するエスニックグループの一つ、客家人のシンボルとされる花「アブラギリ」。市内に花見スポットが点在する北部・新北市は複数の区公所(役所)と共同で「新北市客家アブラギリ祭り」を主催し、客家文化のPRや観光客の呼び込みを行っている。
27日には同市土城区の五路財伸廟(びょう)周辺で祭りの開幕イベントが開かれ、地元で生産されるお茶が振る舞われた他、客家の人々による楽器の演奏や歌が披露された。
市内でのアブラギリの見頃は4月から5月にかけて。市内では同区の他、新店区や深坑区、鴬歌区などで観賞できる。