冬季に観光目的での上陸が制限される北東部・宜蘭県の離島、亀山島で28日、交通部観光署(観光庁)主催の清掃活動が行われ、約3.5トン分の海洋性ごみが回収された。
同署東北角・宜蘭海洋国家風景区管理処によれば、亀山島は毎年12月1日から翌年2月末まで閉鎖されるという。清掃活動は3月1日の上陸解禁を前に600人余りの市民が参加して行われた。
亀山島を巡っては、上陸して生態系や歴史への理解を深めるツアーの他、周辺海域でのホエールウォッチングツアーなどが人気。今後は1日当たり1800人を上限に観光客の上陸を受け付ける。同処は各界で協力して美しい亀山島を守りたいと期待を寄せた。