南部・高雄市の愛河湾近くにこのほど、顔面から盛大にコケる形の巨大なアヒルのオブジェ「屁屁鴨」が出現した。同市にはこれとは別の空気注入が必要なラバーダックが展示されていることもあり、両者を間違えて「空気充填作業のミスか」「ラバーダックに足があったんだ」などとネット民から驚きの声が上がっている。
高雄港では27日、高雄ランタンフェスティバル(高雄灯会)が開幕。その一環としパルリックアートのラバーダックや屁屁鴨などが登場した。ラバーダックは愛河湾に、屁屁鴨は岸辺にそれぞれ設置されているが、同一“人”物と勘違いしている人がいるようだ。
同市政府観光局は屁屁鴨について、作者がラバーダックのイメージや一部の図案をコンセプトに取り入れてデザインしたものだとした上で、ラバーダックの充填作業は順調だったと説明。両者は別物だが、遊びに来て「ラバーダックと記念撮影でもしてね」と呼びかけている。
同市でのラバーダック展示は2013年9月以来約10年ぶり。数も前回より1羽増え、2羽になっている。