南部・屏東県政府は、県内の全小中高校で県産の養殖スズキを給食の食材として提供する取り組みを進めている。周春米(しゅうしゅんまい)県長は13日、6万3千人の児童や生徒、教員らは順次、今学期中にスズキを使った料理を食べられるとアピールした。
周氏はこの日、屏東市の鶴声小学校を視察。屏東産のいいものや旬の新鮮食材を通じて、子供たちに魚を食べる習慣をつけてもらいたいと語った。
県農業処によれば、県のスズキの生産量は2300トン超で、今回小中高校に提供される量は5トン。190万台湾元(約890万円)の予算を投じたという。