中部・台中市で1日夜、道路上に大量の紙幣が落ちているのが見つかった。市民からの通報を受けて駆け付けた警察の調べで、男性が車の上に現金が入ったかばんを置いたまま運転し、落ちたものだと判明。中に入っていた現金36万台湾元(約167万円)のうち、29万元(約135万円)は見つかったものの、残りの7万元(約33万円)は依然見つかっておらず、警察が監視カメラの映像を分析するなどして探している。
警察によると、1日午後10時ごろに通報があった。現場では紙幣の他、携帯電話と現金の入ったかばんも見つかった。持ち主の男性は警察からの連絡を受け、初めて事態に気付いたという。
警察は、身の回り品に注意を払うよう促すと共に、他人の遺失物を自分のものにしようとすると、遺失物横領の罪になる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。