(台北中央社)飲食店の格付け本「ミシュランガイド」台湾版を発行する台湾ミシュランタイヤは7日、今年の台湾版の対象に北部・新北市、新竹市、新竹県の3都市を追加すると発表した。今年のリストは下半期に発表される。
台湾版は2018年に初めて発行された。当初は台北市のみを対象としていたが、20年に中部・台中市、22年に南部・台南市と高雄市が加わった。2025年版は台湾7都市を対象とする。
ミシュランガイドのインターナショナルディレクター、グウェンダル・プレネック氏は、新たに追加された3都市は伝統と革新を融合させているだけでなく、エネルギーあふれる海鮮料理から特色ある文化の伝承まで、現地の姿を鮮明に表現しているとコメントを寄せた。
交通部観光署(観光庁)の周永暉(しゅうえいき)署長は、新たな対象都市の発表はさまざまな都市の活力と現地の食文化の縮図、その独特な魅力を示すだけでなく、追加された3都市のローカルグルメの多様な味わいと特色を改めて高く評価するとともに、台湾の飲食業や旅行業に全く新しい動力を注ぎ込むものだと喜びを示した。