台湾のお茶の産地の一つ、北部・新竹県峨眉郷で28、29の両日、東方美人茶のPRイベント「東方美人茶節」が開催されている。音楽会や客家グルメ、製茶体験などが楽しめるとして同郷公所(役場)は来訪を呼びかけている。
東方美人茶は台湾茶の中でも歴史の長い銘茶で、芽の上に白い産毛(白毫)があるため、「白毫烏龍」とも呼ばれる。「ウンカ」という虫に噛まれることでフルーティーな風味が生成され、客家人が多く住む同県の北埔郷や峨眉郷で生産される。
峨眉郷の王増忠郷長は、会期中、地元農産物や特産品の展示販売に加え、屋外でお茶を楽しむ茶会も実施され、東方美人茶のおいしさを味わえるとアピールした。