中華民国の建国記念日に当たる10月10日の双十国慶節を前に、関連行事の準備委員会は22日、祝賀式典の来賓に配布する記念品を公開した。今年の双十国慶節メインビジュアルをあしらった記念バッジや手提げバッグ、チタン製タンブラー、ツバ広めのハットの4点でいずれも台湾製。
このうち、チタン製タンブラーは重さ200グラム未満の超軽量。上の部分は丸く、下の部分は四角い形になっており、端正で包容力のある「台湾精神」を示しているという。
ハットについては、立体裁断で仕上げられている他、撥水加工が施されるなど実用性と装飾を兼ねている。
今年のメインビジュアルは中華民国国旗に使われる赤、青、白の「3原色」をベースに、海のように広く受け入れることを表す「海の青」、寺廟の「レンガの赤」、伝統的な屋外演劇でよく見られる「舞台の赤」を組み合わせ、台湾文化の深みや美学を表現した。
記念品は550人分の数量限定。