(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)は29日、来年2月2日から、夜間の南行き列車を週6本増発すると発表した。高鉄として初めて台中(中部・台中市)を通過する列車を設定するなど、新たな停車パターンを採用する。
高鉄によると、増発は旅客の増加に対応するもの。1週間の運行本数は1134本(南行き566本、北行き568本)になる。
月曜日から金曜日まで、南港(台北市)を午後10時に出発する左営(南部・高雄市)行きを増発する。台北、板橋(北部・新北市)に停車した後は、台南(南部・台南市)まで停まらない。台北―台南間の所要時間が1時間23分に短縮される。
土曜日は南港を午後10時半に出る台中行きを新たに運行。途中、板橋と苗栗(中部・苗栗県)を通過する。