13日午後、南部・高雄市の高雄港に停泊していたカメルーン船籍の貨物船「万隆輪」から出火し、現場周辺に大きな黒煙が上がった。火は、近くで整備のために停泊していた海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の巡視船「淡水艦」が放水するなどして同4時25分ごろまでに収まった。乗組員9人にけがはなく、燃料の流出もなかった。
高雄港の運営会社によると、万隆輪は整備のために入港していたという。
(林巧璉/編集:齊藤啓介)