行政院(内閣)農業委員会林務局屏東林区管理処は18日、南部・屏東県の屏東科技園区で植樹イベントを開催した。市民ら600人余りが参加し、ケヤキやカイノキ、オオバアカテツなどの苗木1500本を植えた。
同処によると、これにより0.5ヘクタールの土地が緑化でき、植樹を通じて高屏渓周辺と合わせて、人間と動物が共存できるエリアがつながるようになるという。
同処の楊瑞芬処長はこの日、生き物の多様性を守るだけでなく、人々の生活の質を上昇できるとあいさつ。周春米(しゅうしゅんまい)屏東県長は、県内の図書館や病院、道路などの公共の場で緑化を進め、都市の森林化を通じて暮らしやすい環境づくりや省エネ、温室効果ガス排出量削減、気候温暖化の緩和をしていると取り組みを語った。
同処では参加者にヤエヤマコクタン、モンパノキなどの苗木がプレゼントし、さらなる緑化を呼びかけた。