台湾南部を横切る山道で南部横貫公路の甲仙工務段(支部)でこのほど、イタチ科の保護動物キエリテンが人間に食べ物をねだったりごみをあさったりする姿が目撃された。交通部(交通省)公路総局は共に環境を守り、ごみのポイ捨てをしないよう呼びかけている。
略称「南横」の同公路は台南市と東部・台東県を結び、全長208キロに及ぶ。1972年に全線開通。沿道では峰々が連なり、壮大な自然が織りなす絶景が楽しめる。2009年には台風の襲来により、壊滅的な被害を受け、十数年の工事を経て昨年5月に全面復旧し運行が再開された。
行楽客も殺到し、これによるごみの投棄が問題になった。甲仙工務段は5日、キエリテンなどの野生動物の目撃は人間が勝手にごみを捨てたことにかかわり、食べ物の匂いにつられ、近づいてくることがあると説明した動画を公開。
「道路の維持補修は容易なことではなく、持続可能な道となるよう、南横を大切に使ってほしい」とコメントした。
