中部・苗栗県にある媽祖廟、白沙屯拱天宮による媽祖巡礼の参加者が17日正午ごろ、目的地である中部・雲林県北港の媽祖廟、朝天宮に到着した。数万人の信者が大きな歓声を上げる中、みこしに乗せられた媽祖の像が朝天宮の本殿に安置された。
媽祖のみこしはピンクの布に覆われ、行進のスピードが速いため、「ピンク色のスポーツカー」の愛称で親しまれている。同日夜11時40分ごろ、朝天宮の灯明を受け取る「進火」と呼ばれる行事が執り行われた。媽祖巡礼の中で最も重要な式典とされ、完了次第「ピンク色のスポーツカー」が帰途についた。
媽祖は航海・漁業の安全を守る道教の女神。拱天宮は毎年、媽祖の意向に従い、巡礼活動を実施。今年は12日にスタートした。参加を申し込んだ人は過去最多となる11万人を上回り、往復約400キロの道のりを9日間の日程で踏破し、20日にに戻る予定。
拱天宮の洪文華主任委員によれば、途中からの参加者もいて、その人数は1万人超に上った。数キロに及ぶ巡礼者の列が道路という道路を埋め尽くし、ピンク色のスポーツカーに付いて拱天宮に向かっている。