屏東県政府は2日、現地で開催されているランタンフェスティバルに向けたミニランタンの追加配布を行った。配布は無料で当初は2500個の数量限定だったが、好評につき、追加発注し、第2弾の配布が決まった。
春節(旧正月)を締めくくる元宵節(今年は2月5日)を前に、台湾各地ではランタンや小さなちょうちんを飾るイベントが開かれる。これに合わせてミニランタンが配布され、毎年のように行列ができるほどの人気を集める。
同県は今年、これまでの組み立て式紙製ミニランタンと違って、ポリ塩化ビニル(PVC素材)を採用。空気を入れて膨らませると風船のようになる他、内蔵されたLED(発光ダイオード)がさまざまな色に光るという。
先月13日の配布開始後、会場周辺に数百メートルもの行列ができていた。その後も「どうすればもらえるか」という問い合わせの電話が殺到したため、県は旧正月前に再発注し、みんなが入手できるようにした。
追加配布は3日から5日にかけても300~700個の限定で実施される。