南部・台南市の台南空港で11日、新型コロナウイルスの流行後初めて国際線が運航された。初便となったのはベトナム・ホーチミン発のベトジェットエア便で、黄偉哲(こういてつ)市長が到着客に記念品を渡すなどして出迎えた。
新型コロナ流行前はホーチミンをはじめ、大阪や香港との直行便があった。黄氏は今後順次他の国や都市との路線を開設させたいと期待を寄せた。
市政府によると、海外からの観光客受け入れ態勢を整えようと、市内の飲食店などに対して外国語メニュー導入を指導した他、バスやタクシー運転士に対して英語や日本語、韓国語の研修を実施したという。
市観光旅遊局によれば、ベトジェットエアのホーチミン線は週3便の運航で、旧正月前後はほぼ満席だという。