観光名所として知られる中部・彰化県八卦山の大仏の修復工事がこのほど完了し、足場が撤去されて久々にその姿が見られるようになった。県によれば、来訪者からは「若々しくなった」との声が上がっているという。
文化部(文化省)の資料によれば、大仏は高さ約23メートル。1961年に完成した。外観のペンキの剥がれや内部の水漏れなどが生じていたことから、県は修繕を決めた。当初は2020年に工事が始まる予定だったが、請負業者の設計図の不備で業者側が契約終了を決めるというトラブルもあり、着工が遅れていた。昨年3月にようやく工事が開始され、このほど新たな姿に蘇った。
県文化局の張雀芬局長によると、修繕工事は完了したものの、大仏内部の一般公開が再開されるのは春節(旧正月)連休明けになる見込みだという。