台湾電力は15日までに、日台のイラストレーターが手掛けた2023年版カレンダーの予約販売を開始した。発電所周辺の海や山に生息する魚や鳥、甲虫類などが描かれ、同社が長年、動物の保護や自然環境の保全に力を入れてきた成果をアピールしようとしている。
同社は2018年からイラストレーターと手を組み、毎年、発電所関連の遺構や老木、同社職員など異なるテーマのカレンダーを作成。ソフトパワーを発信することで地域社会との意思疎通を図ってきた。
今年は自然との共生や生息環境の再生をテーマに、動物を描くのが得意な日台のイラストレーター計10人を網羅し、台湾の生態系と季節を表現した12枚の特徴あるカレンダーを作り上げた。
絵本として幅広い年齢層の人たちに楽しんでもらえればと同社は期待を寄せている。