南部・嘉義県と中埔郷農会(農協)などは17日、県産食材を集めたミールキット3種類の販売を開始した。新型コロナウイルスの感染が広がる中、良質で安心な食材をステイホーム中の消費者に届け、健康維持と農家の生活保障につなげたい考えだ。
この日行われた記者会見で翁章梁(おうしょうりょう)県長は、電話やインターネットで注文するだけで、嘉義の良質な食材を自宅に届けられると利便性をアピールした。
キットには野菜や果物を練り込んだ乾麺や、環境に配慮して栽培された黒米、たんぱく質が豊富なガチョウの煮卵、サバヒーのでんぷ、ハマグリスープ、パイナップルビネガーなどが含まれている。
県農業局によると、ミールキットは中埔郷農会のスーパーやオンラインショップなどで購入できるという。