新型コロナウイルスの国内感染者の増加を受け、ワクチンの接種を希望する人が増えている。東部・花蓮県では9日、花蓮駅に接種会場が設置され、受け付け開始からわずか10分で200人以上が番号札を持ち、列を作った。
花蓮ではレストランでクラスター(感染者集団)が発生し、この日までに66人の感染が確認されている。
配偶者が出産を控えているため、休日にワクチンを受けようと駅を訪れた王さんは、すでに多くの人が並んでいるのを見て、密を避けて平日に医療機関で接種すると話した。
(張祈/編集:齊藤啓介)