(高雄中央社)音楽の祭典「2022金曲国際音楽フェスティバル」が24日、南部・高雄市の高雄流行音楽センターで開幕した。26日までの期間中、産業フォーラムやワークショップ、ショーケースライブ、ビジネスマッチングなどが開かれる。高雄での開催は初めて。主催する文化部(文化省)の李静慧(りせいけい)政務次長は開会式で、台北での開催とは異なる「高雄モデル」の創出に期待を寄せた。
音楽賞「ゴールデン・メロディー・アワード」(金曲奨)の関連イベントとして開かれる同フェス。今年の金曲奨授賞式が高雄アリーナで開かれるのに合わせ、同フェスも会場が高雄に移された。新鮮味を加えるとともに、南部地域の文化や流行音楽、映像産業など各分野における相互交流の促進を図る。
24日に開かれた開会式には、同日のショーケースに出演する歌手の?te(壊特、ホワイト)やロックバンドの麋先生(ミキサー)、宇宙人(コスモスピープル)も出席した。高雄出身のミキサーのボーカル、シェンハオ(聖皓)は、金曲奨が高雄で開催されることは高雄人として非常に誇らしいと話し、今回のイベントが例年とひと味違ったものになることに期待感を示した。同日のショーケースには北海道出身の3人組バンド、saji(サジ)も事前収録した映像を上映する形式で出演した。
金曲奨授賞式は7月2日に開かれる。