(台北、バンコク中央社)バドミントンのタイ・オープンは22日、女子シングルスの決勝が行われ、台湾の戴資穎が中国の陳雨菲にゲームカウント2-1で勝利し優勝した。昨年夏の東京五輪決勝で接戦の末、敗れた相手に雪辱を果たした。
タイ・オープンの決勝は、東京五輪以来の対戦となった。戴は第1ゲームからリズムをつかんで優位に立ち、21-15で先制。第2ゲームは17-21で落としたが、第3ゲームでは粘り強いラリーを展開し、21-12で勝利した。
決勝前日、ミスをいかに減らせるかが鍵になると話していた戴。優勝後の取材では、辛抱強く戦えたとし、ミスも比較的少なかったため陳に対抗できたと振り返った。
五輪の雪辱を果たしたと報じられたことについては、大会で当たる相手は大体決まっており特別な考えはないとコメント。一回一回の試合で力を出し切れるよう力を尽くすだけとし、来月のインドネシア・オープンに備える考えを示した。