リー・カンション、相手役は日本の牛「心で演じる」=台米日合作映画で主演/台湾

2022/05/13 19:00
「黒の牛」で主演を務める李康生(左)=木林電影提供
「黒の牛」で主演を務める李康生(左)=木林電影提供

(台北中央社)俳優のリー・カンション(李康生)が台湾、米国、日本の共同製作映画「黒の牛」に主演する。明治時代を舞台に、山間部で暮らす男と1頭の牛の生活を描く同作。カンションは牛との共演に「特別な経験」だと語りつつ、相手のことを思いさえすれば心で演じられると自信をのぞかせた。

監督、脚本は蔦哲一朗。禅の悟りを牛に例えて修行の過程を表した「十牛図」から着想を得た。水墨画のようなモノクロ映像で描かれる。撮影は徳島県を中心に四国各地や台北市で行われる。台湾と日本で2023年公開予定。

カンションは撮影に当たって早めに日本に渡り、“ヒロイン”を演じる牛の「ふくよ」との仲を深めた。散歩やブラッシング、餌やり、ふんの掃除を行うほか、昔のやり方での耕作も練習した。

カンションにとって全編を通じて動物を相手に演じるのは今回が初めて。どう演じればいいか不安はないのかとの質問に対しては、ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督の作品に出演した時もせりふは多くないため、動きやせりふで演じるのではなく、「心で感じる」ことにはとっくに慣れていると明かした。

(王心妤/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。