俳優の脱線さん死去 コメディーやトーク番組で活躍 88歳/台湾

2022/05/10 14:15
コメディー俳優の脱線(本名陳炳楠)さん=facebook.com/tsgggから
コメディー俳優の脱線(本名陳炳楠)さん=facebook.com/tsgggから

(台東中央社)コメディー俳優の脱線(本名陳炳楠)さんが9日夜、東部・台東県内の自宅で死去した。88歳。親族によると、夕食後に突然意識を失ったという。この2年余りは入退院を繰り返していた。

1933年、北部・新竹生まれ。兵役後にバスの運転免許を取得し、俳優の送迎の仕事を行うようになったのを機に、役者が足りない時に代役として映画に出演するようになった。それ以降、次第に出演のオファーが舞い込むようになり、俳優や司会者としての道を歩み始めた。お笑いトーク番組でも人気を博し、コメディアンとしての地位を確立させた。

モノクロ映画からカラーテレビの時代まで、台湾の芸能界で約半世紀にわたり活躍した後、60歳で表舞台から去り、台東に移住。ヤシの栽培やヤギの飼養を開始したがいずれも失敗し、多額の借金を背負った。66歳までに養鶏業に乗り出し、桶仔鶏(鶏の丸焼き)がヒットしたことでようやく黒字に転換し、20万羽の鶏を飼育するまでになっていた。

脱線さんの息子の陳嘉成さんは10日、報道陣に対し、脱線さんが常に多くの人からの応援に感謝していたことを伝え、「父はすでに満ち足りていることでしょう」と語った。

(盧太城/編集:名切千絵)

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